お立ち寄りありがとうございます。
おもち(@omotisan2022)です。
『発達障害の夫と離婚するには』『カサンドラ症候群』などネット上でよく見かけるようになりました。やはり超個性的な発達障害の人と暮らしていくことって大変なんだなぁと。
夫にも「発達障害の人って離婚しやすいみたいだよ」って話してます。
夫はその度に「えっ?まさか・・・うちも・・・。」とか言って二人で笑い合ってます。
発達障害(ADHD)を持っている夫となぜこんなにも普通に暮らせているのか。
日頃、何に気をつけているのか。
夫婦円満のためにしている4つのことを紹介します。
何か1つでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
得意な方が得意なことをやる
ADHD特性バリバリの夫は片付けが苦手です。
綺麗に整理整頓できません。
引き出しや収納の中にぐちゃぐちゃにしまい込んでしまいます。
探すのが苦手なのに、ぐちゃぐちゃにいれているのでさらに探せません。
失くしていないのに、「ない・・・。」ってなります。
整理整頓できない(片付けられない)
⇓
ぐちゃぐちゃの中から物を見つけられなくなる
⇓
ないからと買ってくる(実はある)
⇓
同じものが増える(在庫が増える)
こんな負のスパイラルを繰り返してます。
結婚し、引っ越しの荷物を片付けていて同じものが何個も出てきて「え?どういうこと?」って思ったのも今では納得です。
負のスパイラルを繰り返しながら生きてきたらこうなりますね。
ズボンも同じような色が揃っていて引き出しの中でアパレルショップ並に綺麗なグラデーションが出来上がってます。
これは買ったことを忘れてるという特性も働いています(笑)
整理整頓とにかく任せたらダメなんです。
こういう苦手なものって人間必ずしもありますよね?なので、お互いに苦手なことはしない。
と決めてます。
私は整理整頓が大好きなんです。
大好きが故に得意です。
片付けは私に任せて!!
と私がすべてやることにしています。
無理なものは無理なので、片付けできていなくて、散らかっていても何も言わずに私が片付けることにしています。
そうすると変な争いやイライラがなくなります。
得意な方が得意なことをやると効率もよいです。
相手に押し付けると揉め事の一因です。
たまたまですが、
夫が苦手なものが私が得意、
夫が得意なものが私が苦手、
ということが多いので、とてもうまく生活が回っています。
夫のADHDの特性を受け入れる
ADHDと診断されてから、夫の不思議ちゃん部分はすべて特性だったんだと理解できるようになりました。
そういう個性なのかなと思っていましたが、理由があったんだなと腑に落ちました。
治せないものは治せいないものとして受け入れ、できる限りの工夫をしてより過ごしやすくしようと改善してきました。
お弁当を分かりやすく置いておくなど前の記事⇓に書いたこともそのうちの1つです。
5歳の娘が字を覚えるかつ収納場所が分かるようにと収納ケースにマスキングテープで「ぶんぼうぐ」「マスク」「のり」「くすり」などひらがなで書いています。
娘のためでしたけど、作りながら夫のためでもあるなと思いながら作っていました。
洋服の収納ケースにも「ズボン」「半袖」「長袖」など夫のものには書いています。
うちはマスキングテープ必需品です。
娘は工作に使い、私は夫が迷子にならないように使っています。
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何でも分かりやすく!を心がけています。
これをやることが私にとって苦ではないことが重要です。
やることが嫌で面倒だなと感じてしまうことだったら長続きしていないです。
私が難なくできて、夫が生活しやすくなる工夫を探すこと、これが大事です。
相手に過度な期待をしないこと
「これをやってくれるかな、あれやって欲しいな、これぐらいやっておいてよ。」とかいろいろ思うこともあります。
そういう「期待」を裏切られた時、人は傷ついたり、イライラしたりします。
なので、私ができる範囲でやる、夫もできる範囲でやる。
これ以上相手に求めないという努力をしています。
ご主人の仕事がとても忙しくほとんど家におらず、小さい子供2人をワンオペ育児のママ友と会話をしていた時、
ご主人、忙しいから手伝ってもらえず、大変だよね
期待しないと楽だよ
このママ友に言われた一言がすごく私の中で刺さりました。
「期待しないと楽」、その精神で生活しているからこのママ友に大変さを愚痴られたことがありません。
私もこの気持で頑張ろうとその時、心に誓いました。
この精神でいたので、今朝、洗濯物を何も言わずに干してくれていた夫に心から感謝の気持ちが湧きました。
笑い合って、気持ち良い気分で一日がスタートできました。
ありがとう〜!!!
干すクオリティは低いけどね(笑)
※干すクオリティ・・夫がやると洗濯物寄れてたり、きちんと伸ばしてなかったりします(笑)
価値観を共有し合うことができる
発達障害だと診断されてから夫はその障害を受容するまでに2年間かかりました。
2年間で、約100冊の本を読み、いろんな知識を習得してきました。
心理学、哲学、育児に関すること、発達障害に関すること、など知識を吸収していきました。
その中で私に勧めてきた本を私も読み、一緒に考え、今までの価値観とは違う見方ができたりと二人で共に成長することができました。
夫だけ、私だけ学んでもダメで、共に学び、新しい価値観を二人で作っていくことができた、という点がとても重要でした。
お互い育ってきた環境が違うので、価値観が完全に一致するなんて難しいです。
でも二人で歩み寄り、お互いの意見を言い合い、価値観を理解し、共有し合えることができました。
今後また何か壁にぶつかったとしても、二人で乗り越えられると確信しています。
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